Tableau Desktop グラフの装飾(3) 〜色のカスタマイズ

Tableauを利用すると、直観的なインタフェースで様々な目的に応じたグラフを描くことができます。

本ページではを独自にカスタマイズする方法をを紹介します。

Vizの作成で色使いはとても重要です。
ビジネス用途の場合、派手な色は避けたり、色の数を限定的にしたりするなどの工夫が必要になります。

Tableauには多くのカラーチャートがあらかじめ用意されています。
それに加えて、独自のカラーパレットを作成して、好みの配色のグラフを作成することもできます。
早速カスタマイズしてみましょう。

Macの場合には「書類 > マイ Tableau レポジトリ」以下あるファイル「Preferences.tps」を開きます。
最初は以下のように中身がほぼ空っぽです。

このファイルにカラーパレットを登録していきます。
例えば、試しに好きな8色のカラーパレット「My Categorical Palette」と群青系のグラデーションのカラーパレット「My Sequential Palette」の2つを以下のように追加します。

色は6桁のコードで定義して、nameにカラーパレットの名前を記載します。
My Categorical Paletteのtypeには「regular」、My Sequential Paletteのtypeには「ordered-sequential」を設定します。regular不連続の値のフィールド、ordered-sequential連続の値のフィールドに適用されます。
記入を終えたらファイルを保存します。

実際に、カスタマイズした色を利用したチャートを作成してみます。
Tableau Desktopを起動します。
まずはスーパーストアのデータで年毎の売上を表す棒グラフを作成し、それらを地域毎に色分けしてみます。

ここで早速作成したカラーパレットを呼び出し、グラフの色を変更してみます。
マークの色をクリックして、色の編集画面でカラーパレットのリストをドロップダウンすると、標準のカラーパレットの下に作成した2つが追加されていることが分かります。

「My Categorical Palette」を選択して、各地域の色を変更します。

OKボタンをクリックすると、グラフの色が作成したカラーパレットの色になりました!

本ページでは、色を独自にカスタマイズする方法をTipsとして紹介しました。

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