Tableau Desktop 使い方 データの加工(2) 〜ユニオンによる複数テーブルの結合

Tableauでは数多くのデータソースに接続して必要なデータを抽出し、様々な形式を持つ複数テーブルをまたいで分析することができます。

本ページでは、ユニオン(union)機能を利用して同一フォーマットの複数テーブルを一つのデータとして読み込む方法を紹介します。

毎月の売上や経費を固定のフォーマットのExcelシートに管理していて、過去からの変動を分析しづらかったりしませんか?

Tableauのユニオン機能はそのような場合に効果を発揮します。
すべてのテーブルを縦に結合して1つのテーブルを作成し、簡単に分析することができます。
ユニオンが適用できる条件は、組み合わせるテーブルが同じフィールド名とデータ型を持つことです。

具体的な例で動作を紹介したいと思います。
以下のような3ヶ月分の注文テーブルから構成されるExcelデータを利用します。

3つのテーブル共にデータ型の同じ「オーダーID」「地域」「顧客名」「売上」の4フィールドで構成されています。

ExcelデータをTableauで読み込み、データペインの「ユニオンの新規作成」をダブルクリックします。
Tableauでユニオンの新規作成
すると編集ウィンドウが開きます。
Tableauでユニオンの編集
データペインの3つのテーブルを編集ウィンドウにドラッグ&ドロップして「OK」ボタンを押します。
Tableauでユニオンの編集
テーブルが結合されました。
Tableauで複数テーブルのユニオン
元々テーブルに存在するフィールドに加えて「シート」「表名」のフィールドが追加されています。
各データがどのテーブル由来なのかが分かるようになっています。

正しくユニオン結合されれば、ワークシートに移動してデータを分析することができます。

本ページでは、ユニオンを利用して同一フォーマットの複数テーブルを一つのデータとして読み込む方法を紹介しました。

YouTubeでも紹介していますので、ぜひご覧ください(4:26〜)。

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