Tableau Desktop 使い方 データ接続(3) 〜SQLでデータを抽出

Tableauではローカルのファイルだけでなく、サーバに存在する数多くのデータベースに接続して必要なデータを抽出することができます。

Tableauには、様々なデーターソースに接続する際にSQL文でデータを抽出するカスタムSQLという機能があります。本ページではその使い方を紹介します。

一般的にはTableauの標準の抽出機能を利用した方が処理が高速と言われていますが、SQLに慣れている方はカスタムSQLの方が使いやすいかもしれません。

実際にスーパーストアのデータを利用して、カスタムSQLでデータを抽出するいくつかの例を紹介します。

やってみよう!

カスタムSQLを利用して以下のようなデータを抽出してみよう。
①地域、カテゴリ毎の売上合計
②東京都における売上10万以上の注文
③製品別にみる返品された注文の件数

まずはTableauでデータソースに接続します。
ここではPostgreSQLにスーパーストアのデータが格納されていることを前提に話を進めます。
サーバにPostgreSQLをインストールして注文データを格納する方法に関しては以下で紹介していますので是非ご覧ください。

Tableau Desktopを開いて、接続ペインで「サーバーへ」の中の「その他」をクリック、リストから「PostgreSQL」を選択します。

接続設定画面に移るので、接続先サーバ名、接続先データベース名等を入力します。

①地域、カテゴリ毎の売上合計

接続できたら、 早速①のデータを抽出してみます。
接続ペインの「新しいカスタムSQL」をダブルクリックします。

編集ウィンドウにSQL文を入力します。出来たら「OK」ボタンをクリックします。

抽出できました。データサイズがだいぶ小さくなりました。

②東京都における売上10万以上の注文

次に②のデータを抽出してみます。
接続ペインの「新しいカスタムSQL」をダブルクリックして、編集ウィンドウにSQL文を入力します。出来たら「OK」ボタンをクリックします。

条件にマッチするデータが抽出できました。

③製品別にみる返品された注文の件数

さらに③のデータを抽出してみます。
接続ペインの「新しいカスタムSQL」をダブルクリックして、編集ウィンドウにSQL文を入力します。出来たら「OK」ボタンをクリックします。

条件にマッチするデータが抽出できました。

以上、スーパーストアのデータを利用して、カスタムSQLでデータを抽出するいくつかの例を紹介しました。

本ページでは、Tableau Desktopから様々なデーターソースに接続する際にSQL文でデータを抽出する方法を紹介しました。

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