Tableau Desktop 基本のグラフ(4) 〜ひとつ・複数座標軸の線グラフ

Tableauを利用すると、直観的なインタフェースで様々な目的に応じたグラフを描くことができます。

本ページでは時系列に並んだデータの変化を表現するのに適した線グラフを紹介します。

線グラフはデータが時間軸に沿ってどのように変化したのか、変化の大きさはどの程度なのかといった情報を把握することができます。

以下ではひとつの座標軸と複数の座標軸の線グラフをそれぞれ紹介します。

YouTubeでも紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

スポンサーリンク

ひとつの座標軸

ひとつの座標軸に単一の線グラフおよび複数の線グラフを表示することができます。
複数の線グラフを表示する場合には、スケールの違いによってうまく表示されないこともあるので、二重軸を利用してスマートに表示させる工夫も紹介します。

単一の線グラフ

スーパーストアのデータを利用して実際にVizを作成してみたいと思います。

やってみよう!

毎月の売上を表す線グラフを作成してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。

こちらのVizはTableau Publicに上げています。

【作成方法】

  1. データペインの「オーダー日」を選択して、列にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで列にドラッグ&ドロップ
  2. データペインの「売上」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで行にドラッグ&ドロップ
  3. 横軸を月単位に変更します。
    列の「年(オーダー日)」を右クリックしてリストから「月」を選択します。この時「月」の選択肢が2つありますが、下の方(連続)の「月」を選択します。

    列の表示が「月(オーダー日)」になり、色が青(不連続)から緑(連続)に変更されます。
    連続の月に変更された列
    完成しました!
Tips

線グラフにマークや値を表示したい場合には、対象フィールドをマークのラベルにドラッグ&ドロップします。

上記の例で売上を表示すると以下のようになります。

複数の線グラフ

単一の線グラフと同様に複数の線グラフも簡単に作成できます。
スーパーストアのデータを利用して実際にVizを作成してみたいと思います。

やってみよう!

毎月の売上と利益を表す線グラフを作成してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。
Tableauで単一軸の複数線グラフ
こちらのVizはTableau Publicに上げています。

【作り方】

  1. データペインの「オーダー日」を選択して、列にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで列にドラッグ&ドロップ
  2. データペインの「売上」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで行にドラッグ&ドロップ
  3. データペインの「利益」を選択して、グラフの縦軸の領域にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで利益を縦軸エリアにドラッグ&ドロップ
    すると以下のように単一軸のグラフに利益と売上が表示されるようになりました。
    単一軸で売上と利益を表す複数線グラフ
  4. 横軸を月単位に変更します。
    列の「年(オーダー日)」の右クリックしてリストから「月」を選択します。この時「月」の選択肢が2つありますが、下の方の「月」を選択します。

    完成しました!
    Tableauで単一軸の複数線グラフ

上記の例にある「利益」と「売上」のようなスケールが類似するメジャーを比較する場合は問題ありませんが、「売上」と「数量」のようにスケールが異なる場合には以下のように表示されます。

売上に対して数量のスケールが小さいために横軸にほぼ平行な線となり、数量の変化が把握しづらい状態になっていることが分かります。

そのような場合には、二重軸を利用した線グラフにすると見やすくなります。二重軸のグラフとは左側と右側の軸に異なる値をとるグラフを指します。

実際にVizを作成しながら見ていきたいと思います。

やってみよう!

毎月の売上と数量を二重軸の線グラフで表示してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。
Tableauで作成された二重軸の線グラフ
こちらのVizはTableau Publicに上げています。

【作成方法】

  1. データペインの「オーダー日」を選択して、列にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで列にドラッグ&ドロップ
  2. データペインの「売上」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで行にドラッグ&ドロップ
  3. データペインの「数量」を選択して、グラフの右側の領域にドラッグ&ドロップします。
    数量をグラフの右側にドラッグ&ドロップ
  4. 横軸を月単位に変更します。
    列の「年(オーダー日)」を右クリックしてリストから「月」を選択します。この時「月」の選択肢が2つありますが、下の方の「月」を選択します。

    完成しました!
    Tableauで作成された二重軸の線グラフ

単位やスケールが異なるデータも二重軸を利用すれば変化を把握しやすくなることがあります。

複数の座標軸

上記はひとつの座標軸でしたが、複数の座標軸も表示することができます。
スーパーストアの注文データを利用して作成してみます。

やってみよう!

毎月の売上と利益、数量を表す線グラフを複数座標軸で作成してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。

こちらのVizはTableau Publicに上げています。

【作成方法】

  1. データペインの「オーダー日」を選択して、列にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで列にドラッグ&ドロップ
  2. データペインの「売上」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    Tableauで行にドラッグ&ドロップ
  3. データペインの「数量」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    数量を行にドラッグ&ドロップ
  4. データペインの「利益」を選択して、行にドラッグ&ドロップします。
    利益を行にドラッグ&ドロップ
  5. 横軸を月単位に変更します。
    列の「年(オーダー日)」を右クリックしてリストから「月」を選択します。この時「月」の選択肢が2つありますが、下の方の「月」を選択します。

    「列」表示が「月(オーダー日)」になり、色が青(不連続)から緑(連続)に変更されます。
    連続の月に変更された列
  6. マークに各座標軸のタブができるので、それぞれで色分けの設定をします。

    完成です!

本ページでは時系列に並んだデータの変化を表現するのに適した線グラフを紹介しました。

本ブログでは様々なグラフの作成方法を紹介していますので、併せてご覧ください。

Tableau Desktop 基本のグラフ(2) 〜積み上げ棒グラフと100%積み上げ棒グラフ
Tableau Desktop 基本のグラフ(3) 〜並列棒グラフと並列積み上げ棒グラフ
Tableau Desktop 基本のグラフ(1) 〜縦棒グラフと横棒グラフ
Tableau Desktop 基本のグラフ(6) 〜パイチャートとドーナツチャート
Tableau Desktop 基本のグラフ(9) 〜シンプルヒストグラムと双方向ヒストグラム
タイトルとURLをコピーしました