Tableau Desktop 使い方 関数(3) 〜日付関数

Tableauでは様々な計算が関数として標準で用意されているので、それらを利用して集計をすることができます。

本ページではTableauの日付関数の中からよく利用するYEAR、DATENAME、DATETRUNC、DATEDIFF、MAKEDATETIME関数を紹介します。

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YEAR

YEAR関数は日付の年を返す関数で次のように記述します。

YEAR (date)

日付dateの「年」を整数として返します。

スーパーストアのデータを利用した例をみてみましょう。

やってみよう!

各注文の年を表示してみましょう。

オーダー日の年を返す計算式を計算フィールドに定義して「YEAR」という名称で作成します。
日付関数YEARを利用した計算

計算結果を確認してみましょう。
データペインの「オーダーid」と「日(オーダー日)」を行、作成した「YEAR」をマークのテキストにドラッグ&ドロップします。
TableauでYEAR関数の適用
各注文の年が抽出されていることが分かります。

PICKUP

YEAR関数と同様に、日付の月を返す関数MONTH、週を返す関数WEEK、日にちを返す関数DAYも利用できます。

DATENAME

DATENAME関数は日付の年月日、曜日、四半期、週番号等の様々な単位で時間情報を返す関数で、次のように記述します。

DATENAME(date_part, date, [start_of_week])

日付dateからdate_partで指定した単位の時間情報を文字列として返します。
date_partには例えば四半期「quarter」や月「month」、曜日「weekday」等の様々な単位を指定ができます。詳細はdate_partに指定可能な一覧にあります。
start_of_weekで週の開始曜日(mondayなど)を指定できます。1週間を日曜始まりにするか月曜始まりにするかといった具合です。省略した場合にはデータソースに応じて自動的に決定されます。

スーパーストアのデータを利用した例をみてみましょう。

やってみよう!

注文日の月、週、曜日を表示してみましょう。

オーダー日を引数としてdate_partに「month」「week」「weekday」をそれぞれ指定した計算式を計算フィールドで定義して、「datename_month」「datename_week」「datename_weekday」という名称で作成します。
DATENAME関数を利用した月の計算
DATENAME関数を利用した週の計算
DATENAME関数を利用した曜日の計算

計算結果を確認してみましょう。
データペインの「日(オーダー日)」、作成した「datename_month」「datename_week」「datename_weekday」を行にドラッグ&ドロップします。
TableauでDATENAME関数の適用
注文日の月、週、曜日が計算されていることが分かります。

PICKUP

DATENAME関数と同様に、日付を様々な単位の時間情報を返すDATEPARTという関数もあります。DATENAMEとのちがいは、返り値が整数になる点です。

DATETRUNC

DATETRUNC関数は日付から様々な単位で切り捨てた時間情報を返す関数で、次のように記述します。

DATETRUNC(date_part, date, [start_of_week])

日付dateからdate_partで指定した単位で切り捨てた時間情報を返します。
date_partには例えば四半期「quarter」や月「month」、曜日「weekday」等の様々な単位を指定ができます。詳細はdate_partに指定可能な一覧にあります。
start_of_weekで週の開始曜日(mondayなど)を指定できます。1週間を日曜始まりにするか月曜始まりにするかといった具合です。省略した場合にはデータソースに応じて自動的に決定されます。

スーパーストアのデータを利用した例をみてみましょう。

やってみよう!

四半期毎に初日の日付と売上を表示してみましょう。

四半期毎に初日の日付を求めるのに「オーダー日」を利用します。
オーダー日を引数として四半期毎に初日を求める計算式を計算フィールドで定義して「Quater Date」という名称で作成します。
日付関数DATETRUNCを利用した計算

計算結果を確認してみましょう。
データペインの「年(オーダー日)」と「四半期(オーダー日)」、作成した「Quater Date」を行、「売上」をマークのテキストにドラッグ&ドロップします。
TableauでDATETRUNC関数の適用
四半期毎にオーダー日の初日の日付が計算されていることが分かります。

DATEDIFF

DATEDIFF関数は2つの日付の時間差を計算する関数で、次のように記述します。

DATEDIFF(date_part, date1, date2, [start_of_week])

時間情報date1date2の時間差をdate_partの単位で返します。
date_partには例えば四半期「quarter」や月「month」、曜日「weekday」等の様々な単位を指定ができます。詳細はdate_partに指定可能な一覧にあります。
start_of_weekで週の開始曜日(mondayなど)を指定できます。1週間を日曜始まりにするか月曜始まりにするかといった具合です。省略した場合にはデータソースに応じて自動的に決定されます。

スーパーストアのデータを利用した例をみてみましょう。

やってみよう!

注文から出荷までに要した日にちを集計してみましょう。

オーダー日と出荷日の差を求める計算式を計算フィールドで定義して「DATEDIFF」という名称で作成します。date_partには「day」を指定します。
日付関数DATEDIFFを利用した計算
データペインの「オーダーid」「オーダー日」「出荷日」を行、作成した「DATEDIFF」をマークのテキストにドラッグ&ドロップします。
TableauでDATEDIFF関数の適用
注文から出荷までに要した時間が日にち単位で算出されていることが分かります。

MAKEDATETIME

MAKEDATETIME関数は日付と時刻を組み合わせた値を返す関数で、次のように記述します。

MAKEDATETIME(date, time)

日付情報dateと時刻情報timeを結合した時間情報を返します。

気象庁が公開している台風のデータを利用した例をみてみましょう。

やってみよう!

日付情報と時刻情報をまとめたフィールドを作成してみましょう。

台風のデータは以下のような形式です。
2019年に日本近海で発生した台風の位置データ
年月日のフィールド「year」「month」「day」と時間のフィールド「time(UTC)」が存在します。MAKEDATETIME関数を利用して年月日時間のフィールドを作成する計算式を定期して、「YMDHMS」という名称で保存します。
Tableauで年月日時間を作成する計算式

年月日情報を組み合わせるMAKEDATE関数と時分秒情報を組み合わせるMAKETIME関数も利用しています。

計算結果を確認してみましょう。
データペインの「Year」「Month」「Day」「time(UTC)」を行、作成した「YMDHMS」をマークのテキストにドラッグ&ドロップします。
TableauでMAKEDATETIME関数の適用
日付と時刻をまとめたフィールドが作成されていることが分かります。

本ページではTableauの日付関数の中からよく利用するYEAR、DATENAME、DATETRUNC、DATEDIFF、MAKEDATETIME関数を紹介しました。

次ページではよく利用する論理関数を紹介します。

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