Tableau Desktop 使い方 ダッシュボード(4) 〜単一・複数フィルターで連動

Tableauでは様々なデータを同時に比較することができるダッシュボードを簡単に作成することができます。

本ページでは、ダッシュボードで動作するアクションのひとつフィルターアクションの使い方、設定方法を紹介します。

フィルターアクションとは、ダッシュボード上のシートで絞り込んだ条件を他のシートでも利用できるようにする機能です。以下では単一のフィルター複数のフィルターを設定する方法を紹介します。

フィルターアクションについては、以下のYouTube(3:54から)でも紹介しています。

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単一フィルター

まずはひとつのシートに設定したフィルターで他のシートも連動する単一フィルターによるダッシュボードを紹介します。

設定の仕方は以下の2通りあります。
(1) ダッシュボード上のアイコンから設定
(2) メニューから設定
(1)の方が簡単に設定できますが、(2)の方がより複雑な設定ができます。
用途に応じて選択すれば良いと思います。

早速スーパーストアのデータを用いた例題で紹介します。

やってみよう!

以下のように2つのシート(マップと利益に関する表)を含むダッシュボード上で、マップの「北海道」を選択した際に、表も連動して北海道に関する利益が表示されるように設定してみましょう。

ダッシュボードに2つのシートを追加

マップで選択した地域の利益が表にも反映されるようにしたいので、フィルターアクションを利用します。フィルター条件を指定するシートがマスターになるので、今回の場合はマップがマスターになります。

【ダッシュボード上のアイコンから設定】
マスターとなるシートの右上▼をクリックして、リストから「フィルターとして使用」を選択します。
ダッシュボードでフィルタを設定
なんとこれだけでフィルターの設定完了です!

【動作確認】
想定通りに動作するか確認しましょう。
マップで北海道をクリックしてみます。
するとマップで北海道がハイライトされ、下の表には北海道の集計結果が表示されました。
ダッシュボードでフィルタの動作確認マスターで絞り込んだ条件が他のシートにも反映されることを確認できました。

複数フィルター

今度は複数のシートにフィルターを設定して、連動するシート連動しないシートを含むダッシュボードを作成したいと思います。複数フィルターを利用したダッシュボード は「マルチマスターダッシュボード」とも呼ばれています。

スーパーストアのデータを用いた例題をやってみましょう。
本例題のダッシュボードはTableau Publicにも上げています。

やってみよう!

以下のような3つのシート(マップと月別注文数棒グラフと利益に関する表)を含むダッシュボード上で、マップで「北海道」を選択した際に表が連動して北海道に関する利益が表示されるように設定してみましょう。この時棒グラフは連動しません。また、棒グラフで「2016年6月」を選択した際には、表が連動して2016年6月の利益が表示されるようにしましょう。この時マップは連動しません。

ダッシュボードに3つのシートを追加

マップと棒グラフで条件を指定して絞り込み、表に結果が反映されるようにフィルターアクションを設定します。ポイントは、以下のようにフィルターの実行時に連動するシートと連動しないシートが存在することです。

・マップ上のいずれかの都道府県を選択すると表にフィルター結果が反映(棒グラフは連動しない)
・棒グラフでひとつの月を選択すると表にフィルター結果が反映(マップは連動しない)
・マップで都道府県、棒グラフで月を選択した場合には両条件によるフィルター結果が表に反映

フィルター条件を指定するシートがマスターになるので、今回の場合はマップと棒グラフの2つがマスターになります。

【ダッシュボード上のアイコンから設定】
マスターとなるマップにフィルターの設定をします。
マップの右上のロート型アイコン(フィルターとして使用)をクリックします。
ダッシュボードで1つ目のマスタシートにフィルターを設定
マップの右上▼をクリックして、リストから「アクションを無視」を選択します。
ダッシュボードで1つ目のマスタシートにアクションを無視するように設定

もう一方のマスターとなる棒グラフに対しても同様にフィルターの設定をします。
棒グラフの右上のロート型アイコン(フィルターとして使用)をクリックします。
ダッシュボードで2つ目のマスタシートにフィルターを設定
グラフの右上▼をクリックして、リストから「アクションを無視」を選択します。
ダッシュボードで2つ目のマスタシートにアクションを無視するように設定
これでフィルターの設定が完了です!

POINT

マルチマスターダッシュボードを作成する場合は、マスターとなるシートをフィルタとして設定し、かつそれらが他のシートからフィルタさないように機能を無効化する設定をします。

【メニューから設定
別のやり方としてメニューから設定する方法もあります。
こちらの方がより詳細な設定が可能になっています。

Tableauのメニューから「ダッシュボード」-「アクション」を選択します。
Tableauのメニューからアクションを選択
「アクションを追加」ボタンを押し、「フィルター」を選択します。

編集画面でフィルターの条件を指定します。
今回はソースシートとしてマスターとなるマップと棒グラフをチェック、ターゲットシートとして表にチェックを入れます。
また、マウスで選択した際にフィルターが実行されるようにしたいので「選択」を指定します。

設定したフィルターが作成されていればOKをクリックします。

これで設定完了です。

【動作確認】
想定通りに動作にするか確認しましょう。
マップで北海道をクリックしてみます。
するとマップでは北海道がハイライトされ、下の表には北海道で絞り込まれた集計結果が表示されるようになりました。棒グラフは変更ありません。
ダッシュボードで1つ目のマスタシートの動作確認
想定通りです。

元に戻って今度は棒グラフで2016年6月の棒グラフをクリックしてみます。
すると該当する棒グラフがハイライトされ、下の表には2016年6月の利益に関する集計結果が反映されるようになりました。マップは変更ありません。
ダッシュボードで2つ目のマスタシートの動作確認
想定通りです。

最後に、マップで北海道、棒グラフで2016年6月をクリックしてみます。するとマップの北海道と該当する棒グラフがハイライトされ、表には2016年6月の北海道の利益に関する集計結果が反映されるようになりました。
ダッシュボードで両マスタシートの動作確認
想定通りになりました。

本ページでは、ダッシュボードで動作するアクションのひとつ「フィルターアクション」の使い方、設定方法を紹介しました。

次のページでは、同じくダッシュボードで動作するアクション機能のひとつ「ハイライトアクション」を紹介します。

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