Tableau Desktop 使い方 パラメーター(6) 〜集計指標の上位N件のグラフを表示

Tableauではセットやパラメータ、フィルターやハイライトなどのアクション機能を利用して、ユーザが指定した条件で表示内容を切り替えるインタラクティブなビューを作ることが可能です。

本ページでは、フィルターパラメーターを利用して、ある指標に関して上位N件のグラフを表示するチャートの作成方法を紹介します。

スーパーストアのデータを利用して、実際に作成してみます。

やってみよう

パラメーターでユーザが指定する指標と件数の上位顧客を表示してみましょう。

【完成図】
以下のようなVizを作成します。

右上のリストで選択される指標に関して、スライダーで設定した人数分の上位顧客が表示されるようになっています。

【作成方法】
指標と表示件数を選択できるパラメーターを準備して、選択される指標に応じた集計式を作成、集計値の上位件数分が絞り込み表示されるようにフィルターを設定、さらに集計値順に並ぶようにソートを設定していきます。

作成の手順は、

  1. 指標のパラメーターの作成
  2. 表示件数のパラメーターの作成
  3. 集計式を定義
  4. グラフの作成
  5. フィルターの設定
  6. ソートの設定

になります。
ひとつずつ進めていきます。

  1. 次は指標のパラメーターを作成します。
    データペインを右クリックして「パラメータの作成」を選択します。
    Tableauでパラメーターの作成
    データ型は「文字列」、許容値を「リスト」に設定して、4つの値を入力します。

    作成されたパラメーターを右クリックして「パラメーターの表示」を選択します。

    するとパラメーターが表示されます。
  2. さらに表示件数のパラメーターを作成します。
    データペインを右クリックして「パラメータの作成」を選択します。
    Tableauでパラメーターの作成
    データ型は「整数」、許容値を「範囲」に設定して、最小値と最大値をそれぞれ任意に設定します。

    作成されたパラメーターを右クリックして「パラメーターの表示」を選択します。

    するとパラメーターが表示されます。
  3. 今度は集計式を作成します。
    計算ウィンドウを開きます。
    以下のように指標のパラメータ値別に場合分けして実行する集計を定義します。
  4. 顧客別の売上を表すグラフを作成します。
    データペインの「顧客名」を行、作成した集計式を列にドラッグ&ドロップします。
  5. フィルターを設定します。
    行の「顧客名」を右クリックして、リストから「フィルターの編集」を選択します。

    「全般」のタブを選択して、「すべて使用」にチェックを入れます。

    「上位」のタブを選択して「フィールド指定」にチェックを入れ、作成したパラメーターと計算式を設定します。
  6. 最後にソートの設定をします。
    行の「顧客名」を右クリックして、リストから「並べ替え」を選択します。

    並び替えに「フィールド」、並び替え順序は「降順」を選択、フィールド名に計算式のフィールドを設定します。

    これで作成できました!

【動作確認】
作成したパラメーターが正しく動作するのかどうか確認してみます。

スライダーを右に動かして値を15に設定します。

売上上位15人が表示されるようになりました。

今度はソート順を「利益」、スライダーを右に動かして値を30に設定します。

利益の上位30人の顧客が表示されるようになりました。

本ページでは、フィルターとパラメーターを利用して、ある指標に関して上位N件のグラフを表示するチャートの作成方法を紹介しました。

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